飛ぶということ

飛ぶ。それは空中を進むこと。

「鳥のように空を飛べたら」と思ったのだろうけれども、これほど大勢の人が安全に目的地まで飛べる世界って、普通に考えても凄いことだなと改めて思う。

技術的にも物理的にも飛べることができるのに、飛ぶことができないこのジレンマは、人間の欲深さへの警告なのか。

実はつい先日、羽田空港のT3展望デッキで出逢ったパキスタン人の方と、この「欲深さ」について語り合っていた。初対面なのに(笑)。

オリンピックについても少し触れて、おかげですっかり意気投合してしまった。

「まさかこんなに意義のある話ができるとは思わなかったよ!」と言ってくれて、笑顔で再会を約束して別れた。

エスカレーターに乗っていていつも思うのは、「これって階段がそのまま上にあがってくれたら楽だろうな〜」と思ったんだよね、きっと。

究極のサボりだよなって(笑)。でもそれがニーズであって、より便利に、より楽に、より簡単にって技術の進歩がなされていく。

オートマティック車も同様よね。「ギアが勝手に変わってくれたら楽なのに」って思った訳でしょ。

カメラも、「自動でピント合わないかなぁ。露出も自動で決めて欲しいなぁ」って思った訳で、これからニーズとなって一生懸命メーカーは開発してきたのだろう。

そして、それが当たり前になってゆく。

当たり前のようにヒコーキに乗って遠くに行くことができるけれども、やっぱりそれは凄いことだよ。

来年、オリンピックできるといいね。

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